株式会社パソナ(本社:東京都千代田区、代表取締役会長CEO 南部靖之、www.pasona.co.jp)は、被災地域の漁業の産業復興を担う人材を育成する「漁業者雇用支援講習(いわきコース)」を、福島県いわき市にて2月7日(木)から実施します。
東日本大震災より被災地域の漁業は甚大な被害を受けており、産業の復興のためにも、復興支援を担う人材の育成が急務となっています。
そこで、パソナは「漁業者雇用支援講習」を通じて、漁業関係者を対象に漁業における6次産業化のケーススタディや、復興に向けた産業連携の取り組み等を学んでいただきます。また、復興に向けた取り組みを進めているいわき市の農業法人や環境水族館・アクアマリンふくしまで、現場見学・意見交換をしてもらうことで自身の人脈作りに繋げていただきます。
尚、当事業は厚生労働省の「漁業者雇用支援事業」をパソナが受託し運営してまいります。
「漁業者雇用支援講習(いわきコース)」スケジュール
【第一回】2月7日(木) 13:30~17:30
テーマ |
『漁業の魅力と可能性について』
漁師体験・環境学習・商品開発・販路拡大等、漁業の6次産業化に関する事例を学ぶ |
講師 |
株式会社エンジョイ・フィッシャーマン 代表取締役 松尾省二氏 等 |
場所 |
いわき・ら・ら・ミュウ(いわき市小名浜字辰巳町43-1) |
【第二回】2月16日(土) 13:30~17:30
テーマ |
『消費者・購買者の意識と水産物の消費拡大について』
被災地の水産物に対する消費者の意識について学び、消費拡大の施策を考える |
講師 |
株式会社大地を守る会 事務局長 吉田和生氏
株式会社ZEN風土 代表取締役社長 増田剛氏 |
場所 |
いわき・ら・ら・ミュウ(いわき市小名浜字辰巳町43-1) |
【第三回】2月23日(土) 13:30~15:30
テーマ |
『復興に向けた産業連携について スパリゾートハワイアンズの歴史に学ぶ』
東日本大震災後のいわきの復興に向けた様々な業種同士の連携のあり方について学ぶ |
講師 |
常磐興産株式会社 顧問 坂本征夫氏 |
場所 |
小名浜市民会館(いわき市小名浜愛宕上6-1) |
【第四回】2月26日(火) 12:30~17:30
テーマ |
『復興への取組みの実地見学』
復興への取組みを進めている農業生産者に訪問し、見学・意見交換を行う |
見学先 |
1.生木葉ファーム 2.助川農園 3.田人観光いちご園 |
場所 |
いわき・ら・ら・ミュウ(いわき市小名浜字辰巳町43-1) ※集合場所になります |
【第五回】2月28日(木) 13:30~15:30
テーマ |
『よみがえれ、私たちの海』
講演・水族館内の見学を通して海洋資源の持続的利用のあり方を考える |
講師 |
環境水族館 アクアマリンふくしま 館長 安部義孝氏 |
場所 |
環境水族館 アクアマリンふくしま(いわき市小名浜字辰巳町50 小名浜2号埠頭) |
募集人数 |
各回50名程度 ※第五回のみ200名 |
参加費 |
無料 |
備考 |
受講者を雇用している事業主(※条件有り)に対して、雇用支援奨励金日額7000円が支給されます |
「漁業者雇用支援講習」概要
当講習は、被災地域の漁業の産業復興を担う人材を育成することを目的に、厚生労働省の「漁業者雇用支援事業」として2012年8月から開始しております。
開始以来、被災地域東北3県(岩手県・宮城県・福島県)9エリアの漁業関係者約300名が参加しており、有識者を講師に産業復興への施策について考える「パネルディスカッション」や、経営感覚を磨くため「簿記」「労働関係法規」に関する講習、農商工連携や6次産業化のケーススタディ等、地域の需要にあわせ、各エリアごとに講習を5回ずつ実施しています。
「雇用支援奨励金」について
2011年3月11日の東日本大震災以降に、被災地の農業法人や、漁業経営体等に被保険者として雇われた、45歳以上65歳未満の方を研修に参加させた経営体に対し、受講者1人につき、日額7000円を支給する。
※受講者が出席率6割を満たない場合、別途厚生労働省の同様の助成金などを受けている場合は、支給対象にならない可能性があります。
講習問合せ・申し込み窓口
パソナ・郡山
024-922-0111
p.kooriyama@pasona.co.jp