株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)は、国連WFP協会が「食品ロス」と「飢餓」の食料問題及び、SDGsへの理解促進を目的に行う世界食料デーキャンペーン2019『Zero Hunger Challenge for AFRICA食品ロス×飢餓ゼロ』に、協力企業として参画いたします。そして、「食品ロス」に配慮したメニュー「淡路の野菜薫る ゼロハンガー和⾵コンソメスープ」を8月1日(木)~10月31日(木)まで、パソナグループが淡路島で展開する飲食施設6店舗にて提供し、売り上げの10%を国連WFPの学校給食支援に寄付します。
▲淡路の野菜薫る ゼロハンガー和⾵コンソメスープ
▲HELLO KITTY SMILE(提供店舗の一施設) |
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農林水産省によると、国内の食品廃棄物のうち、飲食店などの事業所がまだ食べられるのに捨てた食べ物「食品ロス」が352万トン、家庭からが291万トンと計643万トンにも上ります(平成28年度)。これは、国連WFPが同年、世界83カ国へ支援した食糧(390万トン)の約1.6倍に相当する量です。
パソナグループでは先月、G20大阪サミット2019応援プログラムとして
「第1回ワールドシェフ王サミット ~第9回世界美食大会~」を実施し、SDGsに関する食と健康のフォーラム「世界食学フォーラム」を開催いたしました。フォーラムでは「食品ロス」などに関する行動指針「SDGs淡路島宣言」を創り上げ、その具体的な取り組みのひとつとして、食品ロス問題解決に向けて取り組んでいる、山下春幸シェフ監修のもと、“淡路の野菜薫る ゼロハンガー和⾵コンソメスープ”を提供する運びとなりました。並びに、メニューの売上10%をパソナグループの社会貢献活動基金「サンキューファンド」として国連WFP協会に寄付し、アフリカ地域における学校給食支援に繋げてまいります。
パソナグループは本キャンペーンを通じて、飢餓・栄養問題についての関心と理解を深め、「食品ロス」や「飢餓」に関する課題解決に努めていまいります。
世界食料デーキャンペーン2019
「Zero Hunger Challenge for AFRICA食品ロス×飢餓ゼロ」 概要
期間 |
8月1日(木)~10月31日(木)
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内容 |
「食品ロス」と「飢餓」という2つの食料問題及び、SDGsへの理解を促進するキャンペーンで、食品ロス削減の取り組みを通じ、寄付ができる仕組みを設け、飢餓ゼロへの支援をする。各店舗にて提供している対象メニューの売上10%を、パソナグループの社会貢献活動基金「サンキューファンド」として国連WFP協会に寄付する。
※寄付金は、国連WFPのアフリカ地域における学校給食支援に役立てられます |
提供料理 |
淡路の野菜薫る ゼロハンガー和⾵コンソメスープ(通常は捨ててしまう野菜の皮や切れ端などで出汁をとり、牛・豚・ソーセージ・ベーコンなどの切り落とし、細かく切った野菜などが入ったコンソメスープ)
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価格 |
400円(税抜)
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提供店舗 |
パソナグループが淡路島で展開する飲食施設の下記6店舗で提供
・のじまスコーラ/淡路市野島蟇浦841-5
・miele/淡路市野島蟇浦785-9
・クラフトサーカス /淡路市野島平林2-2
・モリノテラス/淡路市楠本2425-2(ニジゲンノモリ内)
・オーシャンテラス /淡路市野島蟇浦816
・HELLO KITTY SMILE/淡路市野島蟇浦985−1 |
URL |
https://www.jawfp.org/worldfoodday2019/
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お問合せ |
のじまスコーラ 0799-82-1820 |
山下 春幸氏 プロフィール
1969年生まれ(兵庫県神戸市出身)、大阪藝術大学藝術学部卒。
ワールドグルメサミットで2010年に世界ベストシェフに、2012年には日本代表マスターシェフに選出。
国際食品や国内外輸出入政府関係のアドバイザー、全国各地での指導・講演など幅広い活動を行う。
認定NPO法人国連WFP協会顧問。兵庫県 ひょうご「食」担当参与。
私は料理人の立場から、国連WFPの活動に10年携わっています。日頃の「もったいない」を心に日々、精進して参りました。今回は、SDGsの観点に基づき、さらに食材の無駄をなくして日本人ならではの「もったいない」精神で体にも心にも優しいメニューを考案させて頂きました。高価な食材を使わず、華美にすることなく、滋味ある味に仕立てております。シンプルにその「考え方、メッセージ」を込めたお料理です。パソナグループの施設料理人は今後も持続可能な社会を目指して、食材を大切に料理していく所存です。そしてこの食を通じて、国連WFPの学校給食支援に貢献することができます。どうぞよろしくお願い申し上げます。