株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)が主催する、新しい東北を創るビジネスアイデア創出を目指す『東北から未来を創るイノベーションピッチコンテスト』は、ファイナリスト7名による公開プレゼンテーションを4月22日に実施し、この度グランプリ1名と準グランプリ1名、特別賞1名が決定いたしました。
パソナグループは東日本大震災以降、被災地での就労支援はもとより、復興支援イベント企画やボランティアなど、様々な活動に取り組んできました。東日本大震災から10年という節目を迎えた今、パソナグループは新しい東北を創るビジネスアイデアを公募し、新規事業立ち上げを支援する『東北から未来を創るイノベーションピッチコンテスト』を開催しました。
コンテストの選考の結果、地域貢献性が高く、再現性の高いビジネスモデルが評価された株式会社MOVIMASの兒玉 則浩さんがグランプリを獲得。準グランプリには、お米を活用した環境負荷の低いプラスチックをつくる仕組みが評価された株式会社バイオマスレジンホールディングスの中谷内 美昭さん、そして特別賞には深刻な環境問題を解決したいという熱意と志、将来性が評価されたamu,incの加藤広大さんが選出されました。受賞者には、スタートアップ支援のプロフェッショナルによるメンタリングや、オフィスの無料使用等の支援を行ってまいります。
『東北未来戦略ファンド』グランプリ・準グランプリ・特別賞 受賞者
【グランプリ】
兒玉 則浩 (こだま のりひろ/株式会社MOVIMAS)
「IoT技術と地域資源融合型スマートファーム」
【準グランプリ】
中谷内 美昭 (なかやち よしあき/株式会社バイオマスレジンホールディングス)
「農業×テクノロジーで明日のプラスチックをつくる」
【特別賞】
加藤 広大 (かとう こうだい/amu,inc)
「廃漁網をアップサイクルして作る『100年着られるジャケット』」
<ご参考> パソナグループ東北復興への取り組み
パソナグループは東日本大震災以降、被災地での就労支援はもとより、復興支援イベント企画やボランティアなど、様々な活動に取り組んできました。2015年には、東北の地域課題を解決し、地域の可能性を発揮する「起業家」こそが必要と考え、東北の未来を創る「起業家」を育成し、事業化を支援する『東北未来戦略ファンド』を設立。以来、ファンドの出資を通じて社会課題解決を行う起業家が東北地方で5つの会社を設立し、地域内外の人材マッチング事業をはじめ、観光開発・プロモーション事業等を通じて、東北経済の活性化に取り組んでいます。
東日本大震災から10年という節目を迎えた今、パソナグループは東北の未来を創る新産業の創出を目指し、『東北未来戦略ファンド』の起業家育成プログラムに参加する志高い起業家を、全国から募集しています。「食、観光、文化、健康・医療、教育」等をテーマに、ソーシャルイノベーションを通じて東北の新たな産業や雇用を創造する新規事業アイデアを公募し、起業希望者はパソナグループのアントレプレナー社員(契約社員)として入社、新規事業立上げにチャレンジします。
起業家育成プログラム 概要
内容 |
起業を目指して、パソナグループの“アントレプレナー社員(契約社員)”として入社、新規事業立ち上げにチャレンジする。事業検証の上、『東北未来戦略ファンド』より出資し、事業化を目指す
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対象 |
東北の未来を創る新産業創出を目指す全国の起業希望者
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事業テーマ |
ソーシャルイノベーションを通じて東北の新たな産業や雇用を創造する新規事業アイデア
食/東北の食文化や地域資源を生かした商品・サービスの開発に繋がる革新的事業
観光/東北のブランドを生かして海外や地域外からのアクセスが拡大する革新的事業
文化/東北で芸術・音楽などの文化産業を盛り上げる革新的事業
健康・医療/東北で未病につなげる健康・医療に関する革新的事業
教育/東北の復興を担う人材教育や東北で新たな教育の場を生み出す革新的事業
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特徴 |
- 契約社員として給与支給を受けながら起業を目指す
- パソナグループ役員や事務局メンバーによる事業アドバイス・ブラッシュアップを受けることが可能
- パソナグループの営業リソースを活用した顧客開拓支援や、パソナグループの事業ネットワークの活用が可能
- 審査に通過した場合、出資を受けることができる
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事務局 |
東北未来戦略ファンド事務局 E-mail:nvcf@pasonagroup.co.jp
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URL |
東北未来戦略ファンドHP
https://www.pasonagroup.co.jp/portals/0/resources/tohokufund/about/
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社会課題解決に挑戦するパソナグループの東北子会社
<株式会社パソナ東北創生>
<株式会社VISIT東北>
所在地 |
本社/宮城県伊具郡丸森町町西22-2
仙台メインオフィス/宮城県仙台市青葉区北目町1-18 ピースビル北目町7F
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設立 |
2016年1月5日 |
資本金等 |
5,000万円 |
代表者 |
代表取締役 齊藤 良太 |
事業内容 |
地方創生コンサルティング事業、観光開発事業、観光コンサルティング事業(地方自治体対象)、オンライントラベル予約サイト運営事業、WEBメディア運営事業、インバウンドマーケティング事業、イベント運営事業、海外広告事業、台湾プロモーションセンター事業、クリエイティビティアワード東北 運営事務局、地域商社設立支援事業 |
URL |
https://visittohoku.com/ |
<株式会社イーハトーブ東北>
<株式会社GM7>
所在地 |
宮城県伊具郡丸森町金山谷地木戸190 |
設立 |
2018年4月 |
資本金等 |
1,560万円 |
代表者 |
代表取締役社長 音羽 幸保 |
事業内容 |
地域商社事業、農業生産事業、観光事業、アイスクリーム製造販売事業 |
URL |
https://gm7.jp/ |
<株式会社日中BHEコミュニケーションズ>
所在地 |
宮城県伊具郡丸森町町西22-2 |
設立 |
2019年4月 |
資本金等 |
1,800万円 |
代表者 |
代表取締役社長 周 建均 |
事業内容 |
教育交流事業、福祉健康事業、ローカルビジネス支援事業 |
URL |
https://bhecomms.jp/ |