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2010.05.28
総合人材サービスを手掛ける株式会社パソナグループの特例子会社 株式会社パソナハートフル(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長 深澤 旬子)は、障害者雇用の“職域開拓”を目的に「アート村工房・大手町」を6月1日(火)よりオープンいたします。また、オープンに先駆け、社員の出身校である学校関係者やクライアント企業を招いた開所式を5月31日(月)に、パソナグループ本部(千代田区)にて開催いたします。
パソナハートフルは、印刷・製本をはじめ、郵便物の受発送、パソコンによる社内文書作成などさまざまなオフィス業務をパソナグループ各社から受託するほか、“アート作品”、“農業”、“パン・菓子製造”など個々人が持つ才能・能力に応じて働くことができる職域開拓を行ってきました。
そしてこの度、パソナハートフルは障害者の更なる雇用促進を目指し、パソナグループ本部内に4つ目の工房となる「アート村工房・大手町」を開設します。「アート村工房・大手町」では、障害者が特別支援学校や職業訓練校で学ぶ縫製の技術を活かし、アート商品の開発や制作に取り組んでまいります。
パソナグループは、就労を希望するあらゆる方々の能力や才能を発揮できる機会をつくり、雇用創造という大きなテーマに取り組む中で、障害者の雇用創出にも取り組んでまいりました。1992年には、障害者の“アート”(芸術活動)による就労支援を目的に『アート村プロジェクト』を設立。公募展・企画展・アート講座・及び作品販売を通して社会参加・就労支援をバックアップしています。2003年には、障害者の更なる雇用創造に取り組むため、特例子会社の株式会社パソナハートフルを設立しました。障害者が存分に能力を発揮できる職場環境の整備を推し進め、障害者と健常者が共に社会参加できる「共生」の場を様々な形で創り出しています。2006年7月には、アート商品の企画・制作・販売を通じて自立支援を行う施設『アート村工房・武蔵野』、2009年4月からは千葉県流山市に『アート村工房・流山』、大阪府大阪市に『アート村工房・大阪』を開設いたしました。 また2006年9月には千葉県八千代市に、農業分野における障害者の自立支援を行う『ゆめファーム』を開設。2010年3月には『パン工房』を開設するなど、新たな職域開拓を進めています。
ゆめファーム 農業による障害者の自立支援と新たな就労の場を提供することを目的に、社会福祉法人実のりの会『ビック・ハート』との共同事業として開設。無農薬の野菜を栽培しています。