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2011.07.14
株式会社パソナグループの特例子会社 株式会社パソナハートフル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 深澤 旬子、https://www.pasonagroup.co.jp/heartful/)は、知的障害のある「アーティスト社員」6名がデザインした『暑中見舞いハガキ』(全10種)を、アスクル株式会社が運営するWebサイト「アスクルスピードプリントセンター」で、8月26日(金)まで販売いたします。
パソナハートフルは「才能に障害はない」をコンセプトに、1992年に就労が困難な障害者の"アート"(芸術活動)による就労分野の拡大を目的に「アート村プロジェクト」を設立しました。2006年より絵を描くことを業務とする「アーティスト社員」を採用し、現在13名のアーティスト社員が活躍しています。入社後も、アーティスト社員の個性をさらに伸ばすため、障害の度合いやそれぞれの才能に合わせて、個々の得意分野に特化した育成カリキュラムを組み、能力開発を行っています。また、アーティスト社員が描いたデザインをモチーフにした商品を開発し、縫製等の教育を受けた障害を持つメンバーが「アート村工房」にて手作りで商品を製作、自社ホームページ「アート村ドットコム(www.art-mura.com)」で販売しています。パソナハートフルは今後も、働く意欲がありながら就労が困難な障害がある方々の雇用促進、社会参加、能力開発に取り組んでまいります。
森田 守(もりた まもる) 知的障害(22歳)
1989年東京都生まれ。2007年にパソナハートフルの「アーティスト社員」として入社。現在、東京都武蔵野市にある「アート村工房・武蔵野」にて毎日、植物や動物などをモチーフにした絵を描くことを業務として行っている。
パソナハートフルで、繊細な描写・独特の色使いを より生かせる画材"ペン"にたどり着き、 作品の世界観広がる
「小さな頃から絵が大好きで、学校から帰ると何時間も、好きな電車や踏み切りの絵をノート一面にびっしりと描き、一日で一冊を終えてしまうこともありました。 そんな守が、パソナグループに入社し、アーティスト社員として働くことになりました。描くことが趣味から仕事へと変わったのです!それにより、ご指導いただく中で作品も変わっていきました。細かい描写や色づかいに少しずつ実力をつけ、また持ちまえの感性で、自分だけの独特の世界を作り出してきている様に感じます。 入社後、「世界遺産」や「植物」のシリーズを描いてきましたが、これから先、どんな作品と出会い、描いてゆくのか、1人のファンとして楽しみにしています。(お母様談)」
「ひまわり2」 森田 守