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2014.10.07
株式会社パソナ(本社:東京都千代田区、代表取締役会長CEO 南部靖之、www.pasona.co.jp)は、専門分野を研究している大学院生(修士・博士)や研究員(ポスドク等)のキャリア形成を支援する「大学院生人材サービス」を、大学院生の就職支援やカウンセリング、就活イベント・セミナーの企画・運営、大学院生に特化した就職情報サイト「アカリクWEB」等の運営をする株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役 林信長、acaric.co.jp)と連携して、10月15日(水)より提供してまいります。
文部科学省「平成26年度学校基本調査(速報値)」によると、今年3月に大学院を卒業した修士・博士課程修了者の就職率はそれぞれ74.4%(修士)、66.0%(博士)となり、いずれも前年度より上昇しました。しかし、多くの大学院生は研究等のため学部生に比べて就職活動期間が限られ、十分な情報収集や企業訪問が行えないことにより、大学院生が本来もつ能力を十分に活かしたキャリア形成が難しいのが現状です。
また一方で高度情報化社会への移行に伴い、専門分野に精通する人材や論理的考察力で課題解決できる人材、また情報技術リテラシーの高い人材などの企業側のニーズは高まっているものの、企業はそういった優秀な大学院人材へのアプローチの窓口を十分に形成しきれているとはいえず、またアプローチできたとしてもミスマッチが発生しています。 そこで、これらの問題の解決を目指すのが、パソナがアカリクと連携し、10月15日(水)より展開する大学院生および研究員のキャリア形成を支援する「大学院生人材サービス」です。
同サービスは大学院生および研究員などの方々にキャリアカウンセリングを実施し、社会人基礎知識を身に付ける研修を提供することで就職活動のサポートを行うとともに、在学期間中・もしくは卒業後の6ヶ月?最長2年に渡る長期間インターンシップ(就業体験)や新卒紹介等の人材サービスを通じて、大学院生の高い基礎能力を十分に企業に理解してもらった上での就職を支援していきます。
パソナとアカリクは今回の連携を通じて、専門分野で高度な研究を行ってきた若手人材のキャリア形成を支援し、そういった人材と優秀な能力をもつ人材の採用を希望する企業とのマッチングの機会を増やすことで、大学院生人材が企業の知的活動の中で活躍するための人材インフラの形成を目指します。