パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 青山光洋)は、ストレス軽減を実現するために科学的に組み立てられたオフィス空間設計サービス『COMORE BIZ』(コモレビズ=Create Operation MORE + Business)が、東京建物株式会社(以下東京建物)の本社ビルの執務スペースに導入されたことをお知らせいたします。
COMORE BIZは、緑視率※とストレスの関係性を証明した研究結果により、植物の最適配置の算出法に基づいて、ストレス軽減に繋がる植物の選定と最適な緑視率を従業員一人一人が確保できるオフィスデザインを提供します。また、「効率的で効果的な従業員のストレス軽減」と、高いデザイン性による「リクルート効果や社員のコミュニケーション促進」の両面が期待でき、社員の身体面と精神面での満足度向上によって、サステナブル経営に繋がる新しいサービスです。
今回は、長年に渡りオフィスビル開発の知見と実績を持つ東京建物による新しい働き方の研究と実践の一環として東京建物本社ビル7階の執務スペースでの採用に至りました。COMORE BIZは、様々な企業ニーズをオフィス空間設計で解決する新しいサービスであり、就業中の従業員のストレス軽減とストレス状態の可視化を行って、従業員のパフォーマンス向上に向けた対策に貢献します。
同時に、COMORE BIZ導入スペースでのフィールド実験を予定しています。従業員のロイヤリティ測定や、視覚だけでなく五感で生産性向上を叶えるサービスの効果検証の実施検討を進めています。
COMORE BIZは次世代の健康経営ソリューションとして、今後も企業の「五感に働きかけるオフィス環境づくり」をサポートするサービスを提供してまいります。
※建築学会で使われる緑視率の定義は、「人の視界に占める緑の割合で、緑の多さを表す指標」とされています。
COMORE BIZサービス 概要
<エビデンス化>
COMORE BIZは、「緑視率の最適解は10%~15%であり、人は視界に占める植物が多すぎても、ストレスを感じ、パフォーマンスが低下する」という研究結果に基づき、ストレスを下げる最適な植物の最適配置を決めるアルゴリズムを、日本テレネット株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長 古川昌美)との協業により実現しました。
お客様のワークスタイルを確認した上で、アルゴリズムを使用して、オフィスにおいて植物の効果が最大になるようマスター配置プランを設定します。また、この配置プランは自己学習によって、より良いプランに進化します。そのため無駄なコストをかけずに最適なオフィス環境改善が可能となりました。
▲実証実験
<デザイン化>
COMORE BIZは、設定された植物のマスター配置プランを踏まえ、デザイン性を備えてオフィス緑化をコーディネートします。植物に使用するプランターや、植物自体の選定にもこだわりました。プランターは、植物が美しく見え、デスク上の空間に美しく調和するオリジナルプランターを使用。植物の選定は「快適性」と「機能性」に着目しました。
植物の自然のパーテーションによる業務集中、植物の成長によるコミュニケーションの発生が期待できるコーディネートプランを、株式会社パーク・コーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役社長 井上英明)との協業により、花屋で培ったノウハウを活かし提供します。
<見える化>
COMORE BIZは、従業員のストレスを見える化し、対策が取れる環境を提供します。ストレスレポートは、管理者と従業員それぞれに用意され、離職や業務効率低下の防止や、自らのストレス発生の予防を促します。また、最先端のITを駆使し、従業員のバイタルセンシング(生体情報の取得)による効果測定を行うことができます。
会社概要
パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社は、総務BPO会社としてオフィス環境への様々なサービスを提供し、「戦略的総務」の観点から高付加価値サービスを展開しています。