総合人材サービスを展開する株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)は、農業をビジネスとして実践する経営感覚豊かな人財を育成する「第3期Agri-MBA 農業ビジネススクール“農援隊”」を4月11日(土)に開講いたします。また、第3期となる今回からは、講義の様子をWeb配信し、全国各地でeラーニングができる『Webコース』を新たに開始します。
2007年の開講以降、年々高い支持を受け、既に130名が受講されている当スクール。一方で「講義を受けたいが地方からは通うことが出来ない」などの多数の声を頂きました。そこで、通常の講座形式の実践講義のほかに、講義の『Web動画配信』を行うWebコースを今年からスタートいたします。自宅のパソコンから直接講義映像を視聴でき、講師への質問も行うことが可能となりました。
『Agri-MBA 農業ビジネススクール“農援隊”』詳細
目的 |
農業をビジネスとして実践できる経営感覚豊かな人財の育成 |
対象者 |
独立就農希望者、農業ベンチャー起業志望者 |
内容 |
全30講座(内訳:座学25講座<37.5時間>、実地研修5講座)
(1) 農業経営学・ケーススタディ
経営計画の立て方、ファイナンスなど事業を行う上で必要な経営の
基礎知識をケーススタディを通して学ぶ
(2) 農業基礎知識
講義日本の農業の現状や解決すべき課題、政策の方向性を知り、
農業を考える際に必要な基礎知識を身に付ける
(3) 生産現場での実地研修・見学
農場、施設栽培の現場や農産物加工場での見学や実習を通して、
実践的な農業を学ぶ
(4) 農業ビジネス起業希望者向けカリキュラム
第一線で活躍する農業関係者をゲストに招き、ディスカッションや課題を
通して起業に当たっての具体的なノウハウを学ぶ
|
開校日 |
2008年4月11日(土) |
料金 |
140,000円(全30講座)※講座選択型料金プランあり |
場所 |
新丸の内ビルディング14F(授業内容により受講場所の変更あり) |
協力団体 |
農業分野の第一線で活躍する農業生産法人、農業関係者20社程度 |
【Webコースについて】
配信日 |
対象講座が実施された1週間以内 |
配信講座数 |
14講座(実地研修、トークセミナー、ディスカッションを除いた講座のみ) |
価格 |
56,000円(WEB配信全14講座)※講座選択型料金プランあり |
特徴 |
・自宅のパソコンからいつでも閲覧可能
・講師への質問ができる
・実際に講座を受けている人も補講として受けられる |
【募集説明会】
日時 |
2/19(木)、26(木)、
3/ 5(木)、12(木)、19(木) 全て19:00開始 |
場所 |
パソナグループ本社 千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング14階 |
【公開講座】
日時 |
2/21(土) 15:00~16:30 |
場所 |
PASONA O2 千代田区大手町2-1-1 大手町野村ビル地下2階 |
講師 |
山下一仁氏(経済産業研究所 上席研究員) |
定員 |
50名 |
【開講式】
日時 |
4/11 13:00~14:30
※開講式が終了次第、講義開始
※Webコースの提供は講義終了から1週間後になります |
場所 |
パソナ東京本社 千代田区大手町2-1-1 大手町野村ビル 17階 |
【参考資料】 受講生データ(第2期生75名)
受講生の声
・流通における問題点をうまく説いた授業でよかった。規格や売値など、生産側からみた問題点の解決策を考える良いきっかけになった(20代男性)
・ケーススタディの授業を受けて、指標となる数値の理解が深まると共に、経営感覚の必要性を改めて実感した(30代女性)
・ 非常に多彩な職業分野からの受講生が集まっているのが良い。所属する業界は異なっても、皆さんが一様に農業に興味関心と問題意識を持っていることに励まされる(40代男性)
【参考資料】 パソナグループ「農業分野の雇用創出の歩み」
パソナグループは2003年より“農業分野”での雇用創出を目指し、他産業から農業分野に人材を流動化させる新しい仕組みづくりを行ってまいりました。
(1) 農業インターンプロジェクト(2003年スタート)
農業分野で活躍したいと考えている若年層や社会人経験者を対象にした農業研修。これまで100名以上の就農意欲のある若者が、秋田県や青森県、和歌山県で実地研修に参加しています。
(2) PASONA O2(2005年2月スタート)
より多くの方に農業に興味を持ってもらうため、大手町本社地下2階にオープンした就農支援施設。農業を全く知らない都会の方々や農業関係者、家族での見学などこれまで6万人以上の見学者が訪れ、人工光や水耕栽培など農業の新しい技術を知ると同時に、様々なイベントで農業の楽しさを体験いただいています。
(3) 農林漁業ビジネス経営塾(2007年10月スタート)
全国の農林漁業経営体に対して、団塊の世代や中高年の他産業経験者が講師となり、異業種で培ってきたアイデアや経験を伝える『セミナー』『個別相談』『研修』を全47都道府県にて実施してまいりました。開講以来、全国の延べ3000以上の農林漁業経営体が受講されています。
(4) パソナチャレンジファーム(2008年10月スタート予定)
本格的に就農、農業分野で起業したい人材を支援する農業ベンチャー支援制度。パソナグループが特定法人貸付事業(※1)により、地方自治体から借りた農地にて、研修生が農業経営者としての栽培技術、農業経営を学ぶ。原則3年間パソナグループが契約社員として雇用し、4年目から独立就農をしてもらう。第1回目の今回は兵庫県淡路島の農地にて、10月よりスタート。
※1・・・(特定法人貸付事業とは)
平成17年9月の農業経営基盤強化促進法の一部改正によって、これまで構造改革特区において認められていた、農業生産法人以外の法人による農業経営を全国展開したもの。制度では、市町村等と農地を借受けようとする法人が、きちんと農業を行う旨の協定を締結し、市町村等が農地の貸付けを行います。