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2010.07.13
総合人材サービスを展開する株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役 南部靖之)は、NPO法人「ブリッジフォースマイル(※)」と協力し、児童養護施設退所者等への就労支援を行う『ブリッジキャリア』プロジェクトを7月から開始いたしました。当事業は東京都より受託した「児童養護施設退所者等の就業支援事業」として実施してまいります。
平成21年の厚生労働省の調べによると、児童養護施設への入所者総数は31,593人となり、その数は年々増加しています。しかし一方で、景気の悪化により雇用情勢が厳しい中、児童養護施設退所者の就職は厳しく、施設も十分なサポートが難しい状況にあります。
そこでこの度、パソナグループは児童養護施設退所者等の就労支援事業『ブリッジキャリア』プロジェクトを、NPO法人「ブリッジフォースマイル」と協力し、実施してまいります。当事業では、児童養護施設、自立援助ホーム、里親家庭等の中高生や退所児童を対象に、自分に適した進路を見つけるためのキャリアカウンセリングや就労トレーニングを行います。また、一人暮らし準備の支援や、自立支援プログラムの実施、職業体験ができるインターン先を仲介することで、就労支援及び自立支援を行ってまいります。
パソナグループでは、「社会の問題点を解決する」という企業理念のもと、働きたいと願うあらゆる方々のライフスタイルに合わせた働き方を支援してまいりました。今回、児童養護施設退所後の自立支援プログラムを展開してきたブリッジフォーススマイルと共に、就労が困難な施設退所者等の職業選択の幅を広げ、キャリア形成を支援してまいります。
※NPO法人「ブリッジフォースマイル」とは 2004年12月に設立。「自立とは主体的に自らの幸せな人生を選択できること」をモットーに、児童養護施設から社会に巣立つ子どもたちへ自立支援プログラムを提供。これまで300名の子どもたちをサポートしている。