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2010.07.08
福利厚生業務のアウトソーシングサービスを手掛ける株式会社ベネフィット・ワン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 白石徳生)は、中国人富裕層の個人観光や中国系企業の従業員向け報奨旅行の手配サービスを行う「インバウンド事業部」を7月1日に設立し、10月よりサービスの提供を開始いたします。
近年、訪日外国人旅行(インバウンド)の活性化による経済効果が期待されています。7月1日から中国人の個人観光客向け査証(ビザ)の発給要件が大幅に緩和され、外務省の試算によると、発給要件を満たす層は、現行の10倍になる約1600万人にも上るといわれています。 一方、訪日外国人観光客に対して、飲食や宿泊、医療など各種サービスの外国語対応の遅れや、外国人観光客への良質なサービスのミスマッチ、アテンドサービスの不足などが課題になっており、国内での受け入れ態勢の整備が求められています。
そこでベネフィット・ワンは、これまで福利厚生サービスの提供を通して培った幅広いサービスコンテンツを活かし、中国人富裕層の個人観光や中国系企業の従業員向けインセンティブツアーの手配サービスを行う「インバウンド事業部」を7月1日に設立しました。
10月をメドに、中国語対応ができるカスタマーセンターやWebサイトを立ち上げ、ホテルや飲食店、交通、医療、エンターテイメントなど様々なサービスコンテンツの手配サービスを開始いたします。 さらに、中国人観光客が訪日中に指定レストランで使用できる食事券『ミールクーポン』の販売を10月をメドに開始いたします。『ミールクーポン』とは、観光客が日本国内の指定レストランのコースやメニューを選択して購入できるチケットで、訪日前に料金を支払えるため、料理の注文や会計時に言葉の問題を気にすることなく、気に入った飲食店を選ぶことができるようになります。