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2012.07.18
株式会社パソナハートフル (本社:東京都 千代田区、代表取締役社長 深澤 旬子、 www.pasonagroup.co.jp/heartful ) は、知的障害のある「アーティスト社員」が"和"をテーマに描いた絵画 約40点を展示する『アート村作品展』を、7月30日(月)~8月26日(日)まで、東京都港区の会員制国際クラブ『東京アメリカンクラブ』にて開催します。
パソナハートフルは「才能に障害はない」をコンセプトに、1992年に就労が困難な障害者の"アート"(芸術活動)による就労分野の拡大を目的に「アート村」をスタートしました。2006年からは絵を描くことを業務とする「アーティスト社員」を育成し、現在13名が活躍しています。これまで多くの企業・団体からCSRの一環として制作依頼を受けるなど、その作品は高い評価をいただいています。
今回の作品展は、国際色豊かな社交場として知られる東京アメリカンクラブにて、知的障害をもったアーティスト社員たちが、既成概念にとらわれない自由な感性で"和"をテーマに手掛けた色鮮やかな絵画 約40点を展示いたします。
パソナハートフルは今後も、あらゆる角度から一人ひとりの可能性を見出し、個々の才能が十分に発揮できるサポート体制を構築することで、プロフェッショナル人材を育成してまいります。また、特別支援学校や就労支援機関と連携し、障害者雇用に積極的に取り組みたいと考える企業と、働きたいと願う障害者の方々のサポートを行ってまいります。
岩本 悠介 「アート村工房」にてアート村商品の作成業務を行いながら、絵の制作業務も行う。定規を用いて設計図のように正確で真っ直ぐな線で描くのが得意。細かい部分までしっかり描くので、完成まで何ヶ月もかかることもある。
川地 幸子 「アート村工房」にて、アート村商品の作成業務を行いながら、絵の制作業も行う。緻密なアクリル画だけでなく、ほのぼのとした動物キャラクターのイラストも得意とする。
佐竹 未有希 絵の制作業務を行いながら、パソナ内での事務業務でも活躍する。 アート村商品のデザイン画の制作を得意とし、彼女の作品がモチーフとなった商品は特に人気を集める。あらゆる絵画制作へのニーズに対応できるアーティスト。
白石 隆寛 パソナハートフルで一般業務を行いながら、絵の制作業務に取り組む。「絵を描くことがこんなに楽しいとは思いませんでした。今では僕の生きがいです」
醍醐 恵子 油絵とガラス絵による、花を題材とした絵画制作を得意とする。「自分の描いた花の絵を見て、たくさんの人が優しい気持ちになってほしい」という想いで、今まで描いた花の絵は100作品以上にも及ぶ。
田中 正博 個性を引き出すアート指導により、才能を開花させた一人。ユーモラスな描写や味のある色遣いが特徴で、大型イタリアンレストランやカフェなどからも絵の発注を受け、その制作活動に取り組む。
友永 太 伸びやかな線と、大胆な構図が特徴的な、他に類を見ない才能を持つアーティスト。パソナハートフルで一般業務を行いながら、絵の制作業務に精力的に取り組んでいる。
早田 龍輝 「アート村工房」にてアート村商品の作成をしながら、絵の制作を行う。「小さい頃から建物が大好きでした。現在、大好きな絵を描いて仕事ができることがとても幸せです」
松澤 弥香 手先の器用さを活かし、絵画制作だけでなくアート商品を作成するための裁断業務やラッピングなどオールマイティに作業を行う。きれいな色遣いや斬新な構図を得意とする。
南 俊一郎 週3日は陶芸制作を行い、その才能を絵画制作でも発揮。彼の焼いた備前・信楽焼の「タンブラー」は予約待ちで、繊細な薄さが人気の「湯のみ」もこれまでに1000個以上制作。絵画では勢いのある線を、迷いなくスピーディーに描いていく。
森田 守 その細かい線と独特の原色の組合せを活かすため、様々な画材や素材を探求し、辿り着いた画材が「ペン」。建築デザイナーなどのデザインのプロからも、その絵を採用したいという要望が数多くある。
森永 翔 入社後、急激に才能を伸ばし、企業から沢山の展示用絵画制作の依頼を受けるようになっている。「周りの方の応援がとても嬉しく、励みになります。仕事で絵を描くことで、充実した時間を過ごしています」
パソナハートフルでは、オフィス業務、アート制作、縫製業務、農業、パン製作等、様々な業務で障害を持った社員たちが活躍しています。活動内容の詳細は以下HPをご覧下さい。 【パソナハートフルHP】 www.pasonagroup.co.jp/heartful