本文へスキップします。
一覧ページへ
2012.05.11
株式会社パソナ (本社:東京都千代田区、代表取締役会長CEO 南部靖之、www.pasona.co.jp) は、大阪府で求職中の若者を対象に、農業経営の知識や生産技術を学ぶ研修を実施し、新規就農を支援する『大阪府 人気産業活用人材育成事業 アグリ系人材育成コース』を5月21日(月)から開始いたします。 また、当事業への参加を希望する若者の「募集説明会」を、5月16日(水)に大阪市で、5月17日(木) に岸和田市で実施いたします。
大阪府では、基幹的農業従事者が減少の一途をたどり、全国平均を上回る高齢化が進んでいる (農林業センサス2010) ほか、農業生産が行われていない遊休農地が1000ヘクタールを上回っています (平成21年大阪府遊休農地実態調査)。このため、農家出身者に限らず、幅広く農業従事者を育成することが課題となっています。
パソナグループでは2003年より農業分野での雇用創造を目指し、他産業から農業分野へ人材を流動化させる仕組みづくりや、新規就農人材を育成する取り組みを行ってまいりました。現在、兵庫県淡路島で、農業ベンチャー支援制度「パソナチャレンジファーム」や、音楽家などの芸術家が"半農半芸"という新しい兼業スタイルで、プロとしての自立や独立就農を目指す人材育成プログラム「ここから村」を実施しています。
また昨年12月には、より多くの農業人材を育成し継続的にサポートするために「株式会社パソナ農援隊」を設立し、農業経営人材育成や農業経営コンサルティング、野菜の生産・加工・販売を行っています。
そしてこの度、パソナは、都市と農村の交流や遊休農地の解消などに取り組む大阪府下唯一の農地保有合理化法人(※)である一般財団法人大阪府みどり公社と連携し、『大阪府 人気産業活用人材育成事業 アグリ系人材育成コース』を大阪府から受託しました。当事業では農業に関する基礎知識や農業経営に関する知識を学ぶ「座学研修」と、大阪府みどり公社の農場や府内農業法人等で栽培技術を学ぶ「実践研修」を通じて、大阪府の将来の農業を担う人材を育成してまいります。