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持続可能な地球環境への取り組み

パソナグループは、政府主導の「チーム・マイナス6%」プロジェクトが開始された2005年より、グループ各社の役職員で構成する「環境委員会」を設置。以来、次世代に健全で美しい地球を残すため、役職員への環境教育はもとより、一人ひとりが「ソーシャルアクティビスト」として活動する機会の創出に取り組んでまいりました。
近年、世界レベルでの環境破壊や地球温暖化、異常気象、生態系の破壊などが深刻化する中、ソーシャルソリューションカンパニーとして、パソナグループが目指すサステナブル経営のあり方を発信し、社会から信頼されるロングセラーカンパニーであり続けるために、2021年6月に「パソナグループ環境イノベーション戦略」を策定し、同年7月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」への賛同を表明いたしました。
2021年11月には「環境マネジメント推進会議」を発足し、気候変動に関するシナリオ分析およびリスクと機会による事業インパクトの明確化を実施しております。
今般、この結果を踏まえ、TCFD提言に沿った気候関連情報を開示いたします。

a. CO2排出削減に向けた主な取り組み

グループ全体でCO2排出の削減に向けて、積極的な省エネ活動を推進しております。社有車はハイブリッド車や電気自動車に積極的に切り替えを行っているほか、オフィスにおいて再生可能エネルギーの利用を進めております。また、社員手帳のアプリ化、契約書や紙資料の電子化、役員会をはじめとする会議でのタブレット端末の使用など、全社で紙資源の削減を推進しております。職場内はもとより、個人、家庭でのエコ活動を促進する「カイゼンチャレンジ」活動や、国内外での環境保全活動を通じた役職員一人ひとりの行動変容によってCO2排出の削減に努めております。2022年5月期は、エコカー導入や紙書類の電子化、環境保全活動などの活動により、240トンのCO2を削減いたしました。

b. 環境への取り組み

グループ全体の環境問題への意識の向上と行動変容を促すことを目的に、全役職員を対象に環境教育を実施し、年間8,000名が受講いたしました。また、環境保全に対する取り組みとして、地球温暖化防止への貢献や植樹、里山保全、環境美化をはじめとする活動を推進しております。こうした海や山での活動を2022年5月期は国内外で245件実施し2,695名の従業員が参加いたしました。また、資源循環に対する取り組みとして、生ごみを捨てずに循環する資源として活用するコンポストを取り入れ、兵庫県淡路島で運営する店舗で廃棄される生ごみを堆肥化して資源に変え、農場で使用する取り組みを行っております。従業員に対しても環境教育のコンテンツとして活動を推進し、社内に「コンポスト部」を新設するなど、各家庭で個々人が環境問題に取り組むことができる機会を設けております。

c. 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への対応

TCFD提言に沿った気候関連情報の詳細に関しましては、気候変動への対応 (TCFD)をご参照ください。